2022年からLa Roche-Posay Racing Teamのパートナーを務めるBasicNetグループのブランド、K-Wayが、第38回アメリカズカップから育成プログラムまで、K-Challengeのプラットフォーム全体へ支援を拡大する。
一つのイベントをきっかけに生まれる協業もあれば、共通のプロジェクトが形になるにつれて深まる協業もある。2026年9月24日にロリアンで行われた発表は、後者の歩みを示している。イタリアのBasicNetグループ傘下のブランド、K-Wayは、K-Challengeへの支援を延長し、その範囲を広げる。このフランスのスポーツ組織は、2027年にナポリで開催予定の第38回アメリカズカップに向け、La Roche-Posay Racing Teamを率いている。
K-Wayは、フランスの前回のアメリカズカップ挑戦が進んでいた2022年からパートナーとなり、まず2024年のバルセロナ大会に向けた活動でチームを支えた。しかし、新たな契約は競技の枠を超える。ブランドは今後、競技から人材育成、イノベーションまで、K-Challengeが率いるすべてのチームとプロジェクト、すなわちK-Challenge Racing、Akademy K-Challenge、K-Challenge Labを支援する。これらは、トップレベルのスポーツを、パフォーマンスの追求、知識の共有、実験の場にするという共通の志を掲げている。

K-Wayは単なる装備の供給者にとどまらず、K-Challengeの技術チームと共同開発を行い、それぞれの用途に合ったソリューションを設計する。SailGPシリーズでは、クルーはカナダの寒さからオーストラリアの暑さまで、大きく異なる気候の中で一年を通して航行する。そのため、衣服には身体を守る機能と、環境に適応できる十分な汎用性が求められる。アメリカズカップでは、要件がさらに細かくなる。規則では、ライフジャケット、ヘルメット、保護具、マスクなど、高度な技術を要する安全装備が義務付けられ、船上の各選手の体格、役割、ニーズに合わせて開発・調整する必要がある。この共同開発の手法は、陸上チームや水上で支援を行うチームにも広がり、耐久性、動きやすさ、人間工学を軸に設計が進められる。
今回の提携からは、サポーターや一般の人々に向けたコレクションも生まれる。K-Challenge、La Roche-Posay Racing Teamの世界観とK-Wayのスタイルを着想源とし、2027年の発売が検討されている。K-Challengeの創設者兼CEOであるStephan Kandlerは、新たな協業が「K-Challengeのプラットフォーム全体を対象とし、真の共同開発プロセスに基づいている」と強調する。一方、BasicNetグループのCEO、Lorenzo Boglioneは自然な継続だと捉え、「水、風、そして保護は、K-WayのDNAと切り離せない」と語る。
1965年、軽く、機能的で、ひと目でそれと分かる、風雨などの自然条件から身を守る製品を提供するというシンプルな発想からパリで誕生したK-Wayは、こうして長期にわたり自らの歴史をつないでいく。2024年のバルセロナを経て、ブランドはLa Roche-Posay Racing Teamとともに、2027年のナポリへ向けてスポーツの歩みを続ける。その開催国は、トリノに本拠を置くBasicNetグループが生まれた国でもある。
Cette publication est également disponible en :
