食の体験が恒例の催しになるには、繰り返されなければならない。2026年10月15日から25日まで、ルイナールはアルノー・ドンケルとともに、シュヴァル・ブラン・パリで二度目の食卓を設ける。初回が一度きりの華やかな企画ではなく、シャンパーニュとパリの高級料理との対話の始まりだったことを示す再開催だ。
一回のイベントと恒例の催しを分けるのは、繰り返しである。2026年10月15日から25日に予定されるシュヴァル・ブラン・パリでの第二回Table Ruinartは、その変化を確かなものにする。現存する最古のシャンパーニュ・メゾンは、すでに協働を重ねたアルノー・ドンケルと再び組む。彼はシュヴァル・ブラン・パリとシュヴァル・ブラン・サン=トロペにある、それぞれミシュラン三つ星のレストランのシェフだ。両者はメゾンを代表するキュヴェを軸に、期間限定の催しを展開する。
基本構想は初回を踏襲する。著名なものから比較的知られていないものまで、メゾンのキュヴェに合わせたマスタークラスと星付きの食体験である。ただし、ルイナールとアルノー・ドンケルは初回の形式を単に再演するわけではない。第二回では、この機会のために特別に考案された限定メニューを中心に、全面的に刷新した体験を提案する。今回のテーマはシャンパーニュ地方の葡萄畑だ。
具体的なプログラムは二つに分かれる。一つはシェフとチームが考案する七皿構成の昼食二回と夕食六回。各テーブルは16〜18人で、七種類のルイナールのキュヴェを組み合わせる。もう一つはSignature ChardonnayとCave des Millésimesと名付けられたマスタークラス八回。毎週土曜と日曜に開かれ、各回一時間半、定員24人で、三種類のキュヴェの試飲を中心に据える。
シャンパーニュの葡萄畑を今回の軸に選んだことには意味がある。体験の重心は、星付き料理にシャンパーニュを合わせて味わうことだけから、そのキュヴェを生んだテロワールを食卓そのものに語らせることへ移る。葡萄畑は背景にとどまらず、メニューの主題となる。料理と葡萄栽培の風景との意識的な対話である。
この第二回が何より示すのは、ルイナールとアルノー・ドンケルの関係が続いていくことだ。シャンパーニュ・メゾンと三つ星シェフの単発の協業にとどまらず、Table Ruinartは回を重ねる形式となり、それぞれの開催で葡萄畑、料理、食卓の芸術をめぐる同じ対話を磨いていく。この十月の催しがシュヴァル・ブラン・パリで毎年待たれるものとなり、パリの美食暦の重要な日付に並ぶかどうかは、まだ分からない。

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