2027年、オックスフォードとケンブリッジの女子ボートレースは第1回開催から100周年を迎える。大会のタイムキーピング・パートナーであり冠スポンサーでもあるシャネルは、勝利したクルーである女子と男子のために、二つのトロフィーの制作をアルノー・シャスタンに託した。製作は英国の銀細工師トーマス・ライトが手がける。
二つの作品は同じ大きさである。白い枠が女子のトロフィーを、黒い枠が男子のトロフィーを区別する。磨かれた銀とマットな面の取り合わせは、J12に結びつけられるコントラストを受け継いでいる。デザインはトロフィーのシルエットを保ちつつ、それを長方形の構造のなかに収めている。中央のメダイヨンには、勝利とパートナーシップの印が一つにまとめられている。
形の大きさが等しいことは、色彩の引用だけよりも雄弁な選択である。女性のスポーツ史が異なる規則のもとで築かれてきたことを思い出させる記念の機会に、二つのレースを共通の視覚的な地平に置く。
シャネルによれば、制作にはおよそ2年、320時間を超える工房での作業を要した。これらの数字は、持ち上げられ、受け継がれ、年ごとに再び目にされるよう構想された品を物語る。デザインの成否は、この二重の生にかかっている。今日はブランドの印として、明日はスポーツの記録として。

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